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カテゴリー: 店長の独り言

ケーキ屋の求人事情

2017年01月20日
こんにちは!!デコレーションケーキ.COMです。

ひさしぶりの投稿になります。気負わないでボチボチと書いていきます。

と言う事で、昨年末、当店の製造部を主に担当しているスタッフから「離職したい」と言う相談を受けた。

長年頑張ってくれていた女性だけに、ビックリすると共に少々狼狽える・・・しかし考えてみると無理もない、独身なだけに将来を考えるさせられる年齢・・・一番揺れる年代でもある彼女の変化に気が付かなかった僕の方にも非はある・・・

とりあえず次にスタッフが入るまではと言う事で話をまとめ、年明けには早速求人募集に入る・・・。

正月気分が開けて、早々職安(ハローワーク)に問合せ、「近頃の求人事情のレクチャーを受ける。

話を聞いていて、正直、耳が点になってしまった・・・前回の求人事情とはあまりにも事情が異なるからだ。

世の中不景気で、働く場所がないことは承知している。でも、雇用状況も最悪な状況といえそうである。募集を出しても働く人が居ないと言う話・・・今まででは考えられないことだ。

ハローワークでの申し込みを終え、求人誌に連絡・・・数日後求人誌の営業マンと打ち合わせ・・・

営業マンの口から、ハローワークで聞いた話のもう一段悪い状況の説明・・・開いた口が塞がらなかった・・・。

問題は、

※まともに働ける場所がどんどん減っている状況で、働ける人も圧倒的に不足している。

※特にケーキ屋を含めて、飲食関連はその煽りをもろに受けており、そこそこ繁盛してても、慢性的な人手不足で閉店に追い込まれる店が後を経たないとの事・・・

話を聞けば聞くほど、背筋が寒くなる。

とは言うものの、求人広告は絶対必要なので応募することにしたのだが、その金額も前回とはまるで違っていた。

その代わり、お店の主張を乗せることが出来るとの事で、常日頃皆に喋っている事をお話しすると、「店長さん、夢のある方ですね〜・・・今時の経営者に夢を語る人なんて居ないですよ・・・」

褒められたのか?、呆れられたのか?解らないが「通販日本一のデコレーションケーキショップを目指します」という大きなタイトルを掲げ、「一緒に夢を追いかけませんか?」と言った内容で掲載して貰うことにした。

ケーキ職人は30代半ばの頃に大方昇給が鈍くなります。ほとんどの場合、結婚して子供が居ると男性の給料だけでは生活が成り立ちません。悲しいかな現実の話です。細かい手作業に依存されるために他の産業に比べて労働効率が圧倒的に悪いのが大きな原因なんです。

そこで、中でも効率の良いデコレーションケーキをメインに育てる事で作業効率を上げ、職人としても生活できる環境作りを優先し、小粒でも有能な集団作りを目指している訳なんだが・・・言葉に詰まります。

それから数日、いよいよ広告紙の発行日、早速応募の連絡が入る。面接してみると、未だ若い女性・・・でも、彼女の目つきからその真剣みが伝わってくる。ケーキ造りが好きなのだ・・・。今回労働条件を良くしようというコンサルが入って居るので再度の面接になるが快い返事が返ってくる。

と言う訳で、九分九厘は採用することになりそうだ。

求人誌の営業マン曰く・・・「これって奇跡的なことです。今時、一回の募集で人が集まったなんて話は聞いたことがありません。通常1〜2ヶ月は掛かります。」ですって・・・

とにもかくにも、求人事情は雇う方も職を求める方も最悪の状況のようです。こんな時にはお互いに誠意を持って対応する事しか無いし、それが唯一の方法のような気がします。

以前の当店のスタッフ数人から、「パートでも良かったら手伝うよ〜・・・」という話には大いに勇気付けられ涙が出そうになった。

結局最後はマンパワーと言う事なんだろう・・・

と言う事で、バレンタインも近いことで、人気の写真ケーキ4号サイズです。彼のハートにノックするには丁度良いアイテムなんだけどな〜



デコレーションケーキ.COM 写真ケーキ





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初めのはじめ・・・

2015年02月26日
こんにちは、デコレーションケーキ.COMの鈴木です。

早い物で、デコレーションケーキの専門店として立ち上げて3年の月日が経ちました。

HPを立ち上げてみると、当初考えもしなかった事態が次から次へと現れてきて自分の
描いてきた理想像に中々近づくことが出来ません。

そこで、Blogと言う形で、HPの本体では説明できなかった事・ケーキ職人としての思
い入れ・等を表現して行こうと思います。



当店は、他店では中々扱うことの出来ない「イラスト系・プリント系」を主に扱って
いますので、ニッチなケーキを目指しているように受けとめられていますが、実は、
デコレーションケーキの専門店になる事を目指しています。

ニッチな物を追求する姿勢は、ケーキをどのように表現するか?と言う面だけに特化
するために、味は二の次と言った雰囲気があります。

この姿勢は、流行の先端だけを追い求め、本来ケーキに求められる「美味しさ」をな
いがしろにするといった感じがしますね。

ケーキ屋は、時代がどんなに変化しても、「美味しいケーキ」と言う概念がベースに
ないと成り立たないと思っています。



嬉しい事に、当店の姿勢が「お客様の声」に強く反映されています。僕はやっぱりケ
ーキ職人の端くれなんですね〜・・・実はここを目にするのが楽しくてたまらないん
です。






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本店営業部:ケーキのアトリエ コンチェルト

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